「ドロップシッピングを海外向けに展開してみたい!」というクリエイターさんに向けて、始める前に知っておいてほしい【越境ECの基礎知識】を5つご紹介します。
日本国内とはちょっと違う点もあるので、スタート前にチェックしておくと安心ですよ◎
もくじ
1. 越境ECってなに?ドロップシッピングとの関係は?
まず「越境EC(えっきょうイーシー)」とは、国境を越えて商品やサービスを販売するネットビジネスのこと。
たとえば:
- 日本のクリエイターが作った商品を、アメリカやヨーロッパのお客様に販売する
- ネットショップを英語対応にして、海外からの注文を受ける
これに在庫を持たず、注文ごとに製造・発送される仕組み=ドロップシッピングを組み合わせることで、海外販売のハードルがグッと下がります◎
✔ 海外向けドロップシッピングの主なメリット
- 在庫不要だから、国ごとに在庫管理する必要がない
- 複数言語・複数通貨にも柔軟に対応できるサービスがある
- 海外にファンがいる場合、個人でも手軽に国際販売が可能
✔ 注意点
- 国によって法律や商習慣が異なる
- トラブル時の対応や物流遅延のリスクを見越して準備が必要
2. よく使われる用語を理解しよう

海外向け販売では、英語の専門用語もよく登場します。最低限覚えておきたい基本用語をピックアップしました。
用語 | 意味 |
---|---|
SKU(Stock Keeping Unit) | 商品管理番号。色・サイズごとに別で設定 |
MOQ(Minimum Order Quantity) | 最低注文数(ドロップシッピングでは不要な場合が多い) |
Fulfillment | 商品の梱包・出荷・配送などを代行する業務 |
Customs | 税関(輸出入時のチェック機関) |
HS Code | 商品ごとに決まった「貿易用分類番号」 |
💡補足:商品登録時に必要になる場合もあるので、あらかじめカテゴリ別のHSコードを確認しておくとスムーズです!
3. 文化とトレンドの違いに注意!
海外と日本では、売れるデザインや好まれる価値観が異なることも。文化的な背景やライフスタイルを知ることがとても重要です。
🌎 国・地域別の特徴例
- アメリカ:自由で個性的な表現がウケる(例:メッセージTシャツ)
- ドイツ:実用性・シンプルさ重視。ミニマルなデザインが◎
- フランス:ファッション性やアート性が高く評価されやすい
- 韓国:トレンド感+SNS映えを意識したパッケージやビジュアル
✏ デザインだけじゃない、文化ギャップの例
- 日本の「かわいい」は万人ウケしない
- 「富士山」「桜」など和柄は人気。ただし“オリエンタルすぎる”と好みが分かれる場合も
- 男女兼用=Unisexの表現はマスト。性別で分けすぎないのが◎
📊ヒント:海外販売実績のある商品レビューやSNS投稿をリサーチして、各国の好みを調査するのもおすすめ!
4. 関税と送料の知識を持とう

海外への発送では関税や輸入税が発生する場合があります。
🔍 知っておきたいこと
- 多くの国では一定額を超えると課税される
- 国や配送会社によって、通関処理のスピードが異なる
- 配送のトラッキング機能があると安心される
🚚 代表的な配送サービス
サービス名 | 特徴 |
日本郵便(国際eパケット) | コストを抑えたい人向け、追跡あり |
FedEx / DHL | スピード重視、やや高額だが信頼度◎ |
UPS | アメリカへの配送に強い、法人利用多め |
💡海外送料は購入ハードルの1つ。送料込み価格にする、または送料無料キャンペーンを活用するのも手です!
5. 英語対応の必要性と翻訳のポイント
海外のお客さま向けに販売するなら、英語の商品ページと対応文が必要です。
📝 商品ページに必要な英語表記
- 商品名(短く的確に)
- サイズ(cm/inch 両方記載)
- 商品説明(用途、素材、注意点など)
- 配送・支払・返品ガイド(Q&A形式が好まれる)
📩 お客様対応の例文
- Thank you for your order!(ご注文ありがとうございます!)
- Your package has been shipped.(商品を発送しました)
- We’re happy to assist you with any questions.(ご不明点があればご連絡ください)
翻訳はDeepLやGrammarlyで確認しつつ、カジュアルすぎない丁寧な文体に整えると信頼感がアップします!
まとめ:下準備が成功のカギ!
海外向けドロップシッピングを始める前に知っておきたい5つのポイント:
- 越境ECの仕組みとドロップシッピングの相性を理解しよう
- 英語のEC用語をざっくり覚えておこう
- 国ごとの文化・好みに注意して商品を考えよう
- 関税・送料などのルールを把握しておこう
- 英語対応(商品ページ・カスタマー対応)を準備しよう
この5つを押さえておくことで、海外販売の第一歩がぐっと現実的になります。
自分の「好き」を、もっと気軽に広げよう!

オリジナル商品を販売しているまたはしようとしているあなたにとって、
「在庫リスクゼロ」で「自由度の高い」販売スタイルを実現してくれる救世主「BONATHIA」
BONATHIAはデザイン性 × 使いやすさ × 集客力の3拍子が揃ったサービスです。
✅ 在庫なしで商品数を増やしたい
✅ 手間をかけずにショップ運営したい
✅ もっと自由に、自分らしいグッズを届けたい
そんな方には、BONATHIAがおすすめ!