「オリジナルグッズを作って販売してみたいけど、いくらで売ればいいの?」「高すぎると売れないし、安すぎると利益が出ない…」そんな風に悩んでいませんか?
これからグッズ販売を始めたいクリエイターさんにとって、“価格設定”ってめちゃくちゃ大事。でも、実はここでつまずく人、多いんです。
今回は、私が実際にイベントやネットショップで販売してきた経験をもとに、オリジナルグッズの価格設定のコツや考え方をわかりやすくお届けします。この記事を読めば、適正価格で販売して利益もちゃんと確保できるようになりますよ◎
もくじ
オリジナルグッズの価格設定が重要な理由

価格はお客さんの「買う・買わない」を左右する大きな要素。さらに、あなた自身のモチベーションやブランド価値にも影響してきます。
価格による印象の違い
- 安すぎる → 「安っぽい」と思われてブランド価値が下がる
- 高すぎる → 「買いたいけど高いなぁ…」と購入を見送られる
- 利益が出ない → 活動を続けられない
だからこそ、“納得感のある価格設定”がカギになるんです。
オリジナルグッズ価格設定の5ステップ
ステップ1:原価を把握しよう
原価とは、グッズを作るためにかかったコストのこと。
- 材料費(例:缶バッジのパーツ代、Tシャツの仕入れ価格)
- 印刷費
- 梱包資材
- 発送費(送料)
- 外注費(デザインを他の人に頼んだ場合など)
ExcelやGoogleスプレッドシートでまとめておくと管理しやすいですよ!
ステップ2:利益を乗せよう
どれくらい利益を乗せたらいいの? おすすめは【原価 × 2〜3倍】を目安にすること。
例えば、原価が300円の缶バッジなら、販売価格は600円〜900円が妥当。 私の実体験でも、2.5倍くらいがちょうどよかったです◎
ステップ3:市場価格をリサーチ!
他のクリエイターさんがいくらで売ってるか、チェックしてますか?
調査ポイント
- minneやBOOTHなどの販売サイトで同じジャンルを探す
- イベントでの価格帯をメモする
- SNSで「#オリジナルグッズ」で検索して参考にする
自分の作品が相場より極端に高すぎないか、安すぎないかを確認するのが大事です。
ステップ4:ブランド価値を価格に反映!
価格は“作品そのもの”だけでなく、“あなた自身”の価値にも比例します。
- SNSのフォロワーが多い
- イベント出展実績がある
- デザインに独自性がある
私はイベントで「オリジナルグッズ、他より少し高いけど欲しかったから買いました」って言ってもらったことがあります。これ、すごく自信になりますよ♡
ステップ5:販売チャネルで調整しよう
ネットショップとイベント販売では、価格設定の考え方がちょっと違います。
- ネットショップ:送料・手数料・決済手数料を加味する
- イベント:対面での“価値提供”があるので、多少高めでも◎
同じポストカードでも、ネットだと1枚150円+送料、イベントだと1枚200円で販売していました。
オリジナルグッズ価格設定の失敗例と対策

よくある失敗例
- 「安くすれば売れる」と思ってしまう → 安い=売れるではありません。ブランド価値を守る価格設定を!
- 利益が出ていないのに無理に価格を下げる → 長期的に見ると活動継続が難しくなります。利益はしっかり確保しましょう。
- 手数料・送料を見落とす → ネットショップでは送料・決済手数料が意外と大きいので、事前にシミュレーションしておくのがおすすめ。
価格設定チェックリスト
- ☑ 原価を把握している
- ☑ 利益を2〜3倍で計算している
- ☑ 相場を調べた
- ☑ ブランド価値を意識した
- ☑ 販売チャネルごとに調整した
価格設定はクリエイター活動の土台!
今回は「オリジナルグッズの価格設定」についてお届けしました。
価格設定は、クリエイター活動の“根っこ”とも言える部分です。適正価格をつけることで、あなたの作品の魅力がより伝わり、買ってくれる人も喜んでくれます。
ぜひ、今日ご紹介したステップを参考に価格設定をしてみてくださいね!