オリジナルグッズを作るにあたり、「バックパックを作ろう」と考えていますか?バックパック(リュック)は単価が高く、売り上げが見込める商品です。しかし、売れるバックパックを作るためには、いったいどうすればいいのでしょうか。今回は、3つのポイントにしぼってご紹介します。
もくじ
バックパックの用途を明確にする
購入者は、「山登りをするのにバックパックが欲しい」「新しいバックパックで長期的な旅行に行きたい」など、何かの用途があってバックパックを購入します。バックパックはある程度の価格がするものですから、例えばお菓子を買う時のように「なんとなく良さそうだったから、いつ使うかわからないけど買ってきた」なんて気持ちで購入する人はほとんどいません。
そのため、バックパックを製作する前から「これは、こういうシーンで使ってほしい」と目的をはっきりさせておきましょう。そしてそのためにはどんな機能が必要か、どんなデザインが適しているか、計算して製作していきます。
バックパックの容量を考える
どんな用途に使ってもらうかを決めたら、それに必要なだけの機能をつけていきます。まず、初めに決めるのが容量です。登山用にしたのであれば、25~35リットル前後が必要になります。ただし、これは日帰りや宿泊施設に泊まることを想定したサイズです。もし、テントや寝袋といったアイテムを入れるのであれば、40リットルは必要になります。ちょっとしたアウトドアで使う程度なら、30リットルがおすすめです。
街中で日常的に使ってほしいという場合、あまり大きいとかさばってしまい、使い勝手が悪いでしょう。そのため、20リットルほどあれば十分です。この場合、パソコンや様々なガジェットを持ち歩くことを想定して、ポケットなどをつけておいてください。
バックパックの素材やデザインを決定する
最後に、どんな素材のバックパックをつくるか考えていきましょう。これも、単に見た目や値段で決めるのではなく、ユーザー目線に立って「この用途なら、こんな素材が適しているのではないか」と検討してください。
一般的に、よく使われているのはナイロンやポリエステルです。耐熱性に関してはポリエステルの方が若干高いでしょう。肌ざわりはナイロンの方が柔らかく、心地いいです。
スウェットは柔らかい雰囲気で、ナイロンやポリエステルに比べて肌触りに優れています。しかし水に弱く、一度濡れてしまうとなかなか乾きません。中に入れているものも濡れてしまうので、利用できるシーンは限られます。
日常使いにおすすめなのが、レザーです。バックパックはアウトドアのイメージが強いですが、レザーならスタイリッシュな雰囲気になり、感度の高い人にも訴求できます。経年劣化で味がでるため、ユーザーが育てる楽しみがあるという点も推したいポイントです。こちらもスウェット同様、タウンユースにおすすめの素材。
バックパックを作れるオリジナルグッズ製作業者は?
オリジナルグッズを製作してくれる業者はたくさんありますが、意外とバックパックは対象外になっていることが多いです。そのため、業者選びの際は、「そもそもバックパックを取り扱っているか」という点を最重要視してください。以下、おすすめをいくつかご紹介します。
BONATHIA
バックパックの製作も可能です。種類も豊富でタウンユースのおしゃれなものから通勤で使えるもの、キッズ用のバックパックもあります。
印刷もフロント面だけでなく側面、ショルダー部分の印刷ができる商品もあります。
発注から速達の場合は10日前後、EMSの場合(通常配達)2~3週間で届くスピーディさも特徴の一つ。自社で運営しているショッピングサイトに掲載し、販売も代行しているため、製作者は商品開発に集中できます。
Confianza
画像をアップロードするだけの簡単なシステムが特徴。ただし、個人ユーザー向けなので、これからオリジナルグッズ製作のビジネスを始めるには少し心もとないかもしれません。
オリジナルプリント.jp
バックパックをはじめ、ふた付きキャニスター、ステンシルシートなど、珍しいアイテムを取り扱っています。デザインツールなども使えるので、試しに一つ作ってみたいというニーズにも合致します。
バックパックのオリジナルグッズを製作しよう
オリジナルグッズを製作・展開していきたい方は、ぜひバックパックにチャレンジしてみてください。そして今回ご紹介した「バックパックの用途を明確にする」「バックパックの容量を考える」「バックパックの素材やデザインを決定する」という3つのポイントをおさえてくださいね。
男女兼用サイズとなっていますが、少し小さめのレディースリュックなどもプレゼントとしておススメです。